wakeupandpresentの日記

いつもは映像作品を作ってます。ここでは西田学くんの大冒険を載せていきます。

「西田学人生初の京都へ行く」第8話「なぜ西田は宿泊部屋についてさっそく悲しくなったのか」

8話

 

俺らの班が本日宿泊する部屋は208号室。

階の一番端で非常口が隣にあった。

でも中の仕様は他と変わらずすばらしかった。

小杉B「良くね?」

俺「いや良いじゃないですか!」

三上「みんなで寝るにはいい感じじゃん。」

他のメンバーもこの部屋に満足しているようだ。

その後部屋の説明を係の女性から受けた。

なぜか室長が不在で三上によって俺が聞く事になった。

非常口の説明があり女性は非常口に立って説明した。

他の部屋は非常口こんな近くないからしないんだろうな…

とか思っていたら、いつの間にか女性の説明は終わっていた。

非常口にただおれ一人が立ってた。

煙に包まれたような感覚で室内に戻る俺。

小杉Bがソファーで寝転んでいた。

小杉B「俺今日ここで寝よう。」

俺「お姉さんが部屋で暴れるなって。」

小杉B「俺今日ここで寝る」

俺「あ、そう、お休み。」

小杉B「チッ」

俺「嘘だよ!嘘だってば、本当にさ!素っ気なく返しちゃってごめんってば!…

ルールその1  小杉Bはあしらわれるのを嫌う。

小杉B「俺とプロレスやろう。」

俺「なんでプロレスやるとか言うの?俺はまだ生きて…」

三上「西田お前の分もらったー」

よく旅館の部屋に無料であらかじめ置いてあるお菓子。

三上は俺の分までとったというのか。

俺「はっ?駄目だよ、食べたいよ俺も!」

いそいで小杉Bを退けて犯罪現場へ向かう。

俺「おなか一番多分俺が空いてるよ!みたらし団子の誘惑にも負けずに…」

三上「お前の分これだよ。」

目の前に三上に握られた袋から開封済みのモナカっぽいお菓子が映る。

俺「はっ?」

三上「あ〜む。」

そして食われた。

俺「あ〜むじゃないよ…」

満面の笑みをこちらに向けてきた。

俺「え?本当に食ったのお前?」

三上「うん。」

俺「あ、ここにあんじゃん。」

笹原「リクの分残って無いじゃん。」

三上「お前リクの分食ってんだろ。」

俺「あ、じゃあそれ俺がもらえば良いんじゃね?」

笹原「リクがかわいそう。」

俺「あ、そうか…

俺もかわいそうじゃね?

三上「じゃぁあげる」

俺「うん、ちょうだいよ。」

三上「はい。」

開封済みの袋だ。

俺「これじゃないよ!何言ってんだよ!冗談はよしてくれ…」

三上「分かったじゃあ、半分こにしよう。はいはいはい…」

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俺「何で半分しかくれないの?俺のなのに」

三上「旨っ!」

半分になったモナカをパクリ

俺「旨っ!」

三上「だろ?」

俺「うん。」

三上「やっぱ俺があげたお菓子だからだ。」

俺「お前…」

 

そんなこんなで他にもテレビで妖怪ウォッチなどを見て

夕食の6時30分までのおよそ45分間の自由時間をすごした。

 

18:30

 

夕食である

3年生のクラスはAからGまで7クラスある。クラスの生徒の合計は250人にも上る。

従って旅館内でクラスが複数集まらなければいけない時は、あらかじめしおりによって部屋分けがされている。

旅館一日目の夕食時にはA〜E、F~Gの二組で松の間とか菊の間とかチューリップの間とかにそれぞれ分かれた。

 

所定の部屋へ行く。

六人で一つのテーブルだったので、友達が多い三上は他の机へ移動していった。

席につくとまず机の中央にある奇妙な物体が目に入った。

「おぉう?」

それは五芒星のような形を底面としその五芒星の中央に丸形のくぼみがつくられている妙な形状の入れ物だった。丸形のくぼみには野菜とお湯が入っており、

五芒星の部分は鉄板になっており天井のライト照らされて光っていた。

さらに席に着き落ちつくと色々目に入ってくる。

席の横には期でできた船の形状をした入れ物がありそこに野菜や豆腐をいれたもの、肉を入れたものが一船づつ出向していた。

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そしていただきます。

 

の前に先生が一回話し始めたんだ。

「水筒を今持っている人はどこへ置くんだっけ?」

「勝手に席を見つけて座んないでね、指定の場所があるからね、」

たしかこんな感じだった

よしいただきますだ。

「それではここの旅館の亭主さんから

ここの料理について説明をいただきたいと思います。」

あ、まだだ、違うわ、なんか亭主が話すらしい。

「平岡中学校三年生の生徒の皆様本日はこの旅館をご利用いただいて誠にありがとうございます。

大変天候にも恵まれて大仏殿などの見学も大変有意義だったかと思われます。私は亭主の…」

長っげーし!

こっから長過ぎて覚えてないので省略。

なんか俺が興味を抱いたあの五芒星状の料理は奈良県の名物料理らしくて「義経鍋」というらしい。食べ方も長々説明してくれたが

ようはしゃぶしゃぶと焼き肉のミックスだ。

先生「それではいただきますをしましょう、修学旅行係の人たちどうぞ。」

修学旅行係「手を合わせて、いただきます」

「いただきます!」

やっと夕食が始まった。

しかしそれは同時に戦いが始まったことも意味していた。

 

PS  小杉Bだけではなく三上のキャラ説明をしている時期ですね。起こった出来事はノンフィクションですが、話の構成はそれなりに考えてたみたいです。